電線の導体抵抗

R
導体抵抗〔Ω〕
ρ
抵抗率 1/58〔Ω·mm²/m〕(20℃の標準軟銅)
L
長さ〔m〕
A
断面積〔mm²〕
α
温度係数 0.00393
t
導体の温度〔℃〕
m
mm²
mm
℃
計算の根拠

20℃の標準軟銅の抵抗率 1/58 Ω·mm²/m、抵抗温度係数 0.00393/℃。R=ρL/A ×{1+α(t−20)}。より線は公称断面積で計算するため、メーカーの導体抵抗値とは少し違うことがあります。計算結果は参考値です。

導体抵抗の考え方

電線の抵抗は、長いほど大きく、太いほど小さくなります。さらに温度が上がると、銅の抵抗は1℃あたり約0.4%増えます。このページでは、20℃の標準軟銅の値(抵抗率1/58 Ω·mm²/m)を基準に、温度による変化も入れて計算しています。

現場での使い方

長い配線の電圧降下を詳しく見たいときや、絶縁抵抗とは別に導通を確認するときの目安になります。往復を選ぶと、行きと帰りの2本分の抵抗になります。

電圧降下の計算との関係

「電圧降下」のページの係数 35.6・30.8・17.8 は、導電率97%の銅(17.8 Ω·mm²/km)をもとにした簡易式です。こちらは100%(標準軟銅)なので、値が3%ほど小さく出ます。

計算結果は参考値です。設計・施工では、電気設備技術基準・内線規程・メーカーの資料で必ず確認してください。

背景写真:Unsplash