電圧降下・電線の断面積

m
A
mm²
V
計算の根拠

導体は導電率97%の軟銅線(JIS C 3001)、抵抗率17.8 Ω・mm²/km。係数は単相2線式・直流2線式35.6(線間)、三相3線式30.8(線間)、単相3線式・三相4線式17.8(外側線または各相の1線と中性線との間)。リアクタンスと力率は考えない簡易式です。計算結果は参考値です。

電圧降下とは

電線にも少し抵抗があるので、電流が流れると、電源から離れるほど電圧が下がります。これが電圧降下です。下がりすぎると、モーターが回りにくくなったり、照明が暗くなったりします。

簡易式の係数

35.6・30.8・17.8 は、導電率97%の銅線を前提に、電気方式ごとの電線の本数や電流の流れ方をまとめた係数です。単相2線式は往復2本分なので35.6、三相3線式は√3倍の関係から30.8、単相3線式・三相4線式は中性線との間を見るので17.8になります。

どこまで下がってよいか

内線規程では、幹線と分岐回路をあわせて、標準電圧の2%以下(こう長や供給方法によって3〜7%まで)を目安にしています。断面積を求めるモードでは、許せる電圧降下を入れると、必要な太さと、ひとつ上の標準サイズでの電圧降下が出ます。

計算結果は参考値です。設計・施工では、電気設備技術基準・内線規程・メーカーの資料で必ず確認してください。

背景写真:Unsplash