許容電流とは
電線に流し続けても、絶縁体が傷まない上限の電流です。電技解釈第146条の表に、周囲温度30℃のときの値が電線の太さごとに決められています。
補正係数と電流減少係数
周囲温度が高いと電線が冷えにくくなるので、許容電流は小さくなります。その割合が √((T−θ)/30) の補正係数です。さらに、電線管に何本もまとめて入れると熱がこもるので、本数に応じた電流減少係数を掛けます。3本以下で0.70、4本で0.63のように決まっています。
使い方の例
IV 2.0mm(30℃で35A)を電線管に3本入れると、35×1.00×0.70=24.5なので、7捨8入して24Aです。耐熱電線(HIVなど)は最高許容温度が高いので、同じ条件でも許容電流が大きくなります。
計算結果は参考値です。設計・施工では、電気設備技術基準・内線規程・メーカーの資料で必ず確認してください。