力率改善コンデンサ

QC
必要なコンデンサ容量〔kvar〕
P
有効電力〔kW〕
cosθ₁
改善前の力率
cosθ₂
改善後の力率
kW
計算の根拠

Q=P(tanθ₁−tanθ₂)、tanθ=√(1−cos²θ)/cosθ。計算結果は参考値です。

力率改善とは

モーターなどの負荷は、仕事をしない「無効電力」も一緒に流しています。コンデンサをつないで無効電力を打ち消すと、同じ仕事をするのに必要な電流(皮相電力)が小さくなります。これが力率改善です。

計算のしかた

力率を角度 θ で表すと、無効電力は 有効電力 × tanθ です。改善前と改善後の tanθ の差に有効電力を掛けた分が、コンデンサで打ち消す量になります。たとえば100kWの負荷を力率0.8から0.95に上げるには、約42kvarが必要です。

注意すること

市販のコンデンサは決まった容量ごとにしか選べないので、計算値に近い標準容量を選びます。軽負荷のときに進み力率になりすぎないよう、自動力率調整を使うこともあります。高圧受電では基本料金の力率割引にも関わります。

計算結果は参考値です。設計・施工では、電気設備技術基準・内線規程・メーカーの資料で必ず確認してください。

背景写真:Unsplash